曇り空の中、颯爽と現れた一台の田植え機。
びっしりと苗を積み込み、いざ田圃へ!
もの凄く緊張した手つきで、土に苗を植え込んでいく。
ここまで急ピッチで形に出来たのも、僕のこの蔵人兼足立農醸代表という異例の働き方を理解してくださった酒蔵をはじめ、ミノル師匠達のおかげ。
写真の様に、草ボーボーのこの地。ここから始まり、ようやくここまで辿り着いた。
これはスタートではあるものの、大きな一歩である事は間違いなく。
不恰好でガタガタな田圃ではあるものの、それはそれは自分にとって美しく。
このコシヒカリを使って、最高の日本酒を。
造ってみせるよ。良き米を届けるよ、青森へ!
自分のルーツがある、ここ丹波市で、
自分の日本酒のルーツがある、青森県八戸市で、
僕なりの、色んなストーリーが詰まった一本に。
是非一人でも多くの方に呑んでもらいたい。